本年も一年、ありがとうございました。
by 高崎健司
本年も一年、ありがとうございました。
西荻窪に新しくオープンするギャラリールームや、まだ発表していないプロジェクトの準備など、今年は私達にとって10年分の濃さのある1年でした。
なんでこんなに大変な想いをして、ギャラリールームを作るんだろう?
年末に振り返ったときに感じたことは、
今の社会はみんな自分が「何者か」であることを証明しなきゃいけない社会で、
「何者でもない」自分である時間が必要だと思ったからです。
いい父親、いい母親、いい上司、いい部下、その「何者か」は人それぞれ違うと思いますが、「何者か」でない自分を受容する、心の余白を作る時間を、自分たちが作り上げることができたら。
そんな気持ちではじまるギャラリールームを始め、来年は今年準備していたプロジェクトを皆様にお届けできる一年になりそうです。
今後ともyori.so gallery & labelをよろしくお願いします。
良いお年を。
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高崎健司
yori.so gallery & label代表。心の中にある繊細さを、誰かを傷つけるためではなく、誰かと関わるために使う生き方を助けるために、ギャラリーと出版レーベルを運営してます。
1983年、千葉県生まれ。2005年、国際基督教大学卒業後、ソフトバンク(株)入社、2009年に独立。2011年、non-standard world株式会社を起業。