ふるえるこころは、おくりもの。

be sensitive & effectual.

社長なのに、傷つきやすい。
それがぼくのコンプレックスでした。


その日も何気なく、友人にそんなことを冗談まじりで話していたときに、
その友人は「あなたのその繊細さは素敵だとおもう、直さなくていい。」という言葉と一緒に、
茨木のり子さんという詩人の「汲む」という詩を教えてくれました。
そこに書かれていた一節に、ぼくは衝撃をうけたのです。



“子どもの悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……”



弱い心は、克服すべきもの。
心のどこかでそう思っていたぼくを救うような言葉でした。
同時にそれはきっと、
僕がずっと誰かに言って欲しいと思っていた言葉だった、
と思うのです。


yori.so gallery & labelは、ぼくのそんな原体験から生まれた
傷きやすくて繊細な人が、その繊細さと一緒に生きるのが楽になるような時間をつくること目指して始まった小さなギャラリー・出版レーべルです。


ふるえるこころは、おくりもの。
あなたがそう思える日がくるまで。




yori.so gallery & label 代表
高崎健司


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yori.so gallery & labelから生まれた初めての本です。
小谷ふみさんの「よりそうつきひ」。詩のような、エッセイのような。
読み終わったあとに、いつもと違う道を散歩したくなるような、
感じる心を開いてくれる本ですよ。
ぼくはこの本に書かれている “満ちていく日々 あなたとともに よりそうつきひ”
という言葉が好きです、あなたはどうですか?

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エミリー・ディキンソン「草原をつくるなら クローバーとミツバチを」

あなたへ こんにちは。 日を追うごと、草木がぐんぐん育ち、うす緑色だった柔らかな葉っぱも、その濃さと力強さを増しています。見ているだけで、元気を分けてもらえそうですね。おかわりありませんか。

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エミリー・ディキンソン「自分の居場所を決めるのは その心」

あなたへ こんにちは。 日ごと気温が、急上昇したり急降下したり、何を着ればよいやら毎日悩んでいましたが、春のご機嫌はよう やく落ち着いたようですね。クローゼットから出しては、しまってを繰り返していた冬の服も、やっとク リーニングに出しました。身にまとうものが薄くなると、気持ちも少し軽くなったような気がします。おか わりありませんか。

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エミリー・ディキンソン「石ころって いいな」

あなたへ こんにちは。 本格的な春の目覚めに向け、今日は、髪を短く切り揃えました。帰り道、すれ違った学生さんのコートの下、胸元にちらり、ひと足早く咲いた春の花を見つけました。卒業、門出の季節を迎えているのですね。おかわりありませんか。