自分目線、相手目線、第三者目線

by 高崎健司
誰かとの関係で悩んだときに「相手目線」で考えるのが大事とはよく言わますが、「第3者目線」で考えることも大事だと思っています。
自分目線、相手目線のふたつの目線だけで考えてると、感情の堂々めぐりになって、自分が悪い、もしくは相手が悪いといった極端な思考になりがちです。
そこに、「まったく見ず知らずの第三者が今の状況を見るとどうおもうか?」という視点を加えてみると、こういう点は自分が悪かったな、こういう点は相手が悪かったな、こうすれば自分も相手も納得できるのかなといったアイディアが湧いてきます。
ぼくも誰かとの関係に悩んでばかりの毎日ですが、誰かとの関係で煮詰まったときはぜひ、自分目線、相手目線、第三者目線を切り替えて考えることを試してみてくださいね。

高崎健司
1983年千葉県生まれ。
2005年国際基督教大学教養学部卒。
ソフトバンク(株)で4年半Webサイト構築の仕事に従事した後に、独立。
2011年、ECサイト制作に特化したnon-standard world株式会社を起業。
2022年、「揺れやすい心のよすがになる物事を作る」というコンセプトのもと、
yori.so gallery & labelを立ち上げ、アーティストと物事を共創する。
美しさとは?人の心とは?組織とは?という問いを探求するなかで、岡倉天心の茶の本と出会い、その魅力に取りつかれる。