本浪隆弘写真展「こころね」開催のお知らせ

by 高崎健司
gallery room yori.soのこけら落としの展示として、下記の写真展を開催します。ぜひお越し下さい。
本浪隆弘写真展「こころね」
ほのやかで自然な香り、違和感がない。今まであった人々の表情や生まれた育った故郷を、
花達の中に重ねている自分がいた。この懐かしさは、どこから来るのだろうか。柔らかで繊細なもの、
赤でも白でもない優しい色味をもつもの、
大きく頭を垂れるもの、ダリアのように優雅なもの。下を向いて美しく咲く薔薇もいる。
人間と同じだ。「それでいいんだよ」と教えてくれているのかもしれない。人間の心に根ざしている大きな優しさのようなものを、
目の前の花達に見つけたような気がしてならなかった。
展示内容
滋賀県の琵琶湖のほとりにある農園で生まれたオリジナルローズ「WABARA(わばら))」。本展では、その花達の姿に惹かれ写真を撮り続ける写真家・本浪隆弘さんの作品を展示します。
プロフィール
本浪隆弘 Takahiro Motonami
1979年福岡県出身。フォトグラファー。
都内制作会社写真部を経て、2008年独立 東京都在住。
主に雑誌、広告媒体にて活動中。
http://takahiromotonami.com
開催情報
会期:2022年2月1日(火)〜2022年4月29日(金)
会場:gallery room yori.so
東京・西荻窪にある「アートの飾ってある部屋」をコンセプトにした一日一組限定・完全予約制のギャラリールームです。ご来場にはご予約が必要になります。
こちらよりご予約ください。

高崎健司
1983年千葉県生まれ。
2005年国際基督教大学教養学部卒。
ソフトバンク(株)で4年半Webサイト構築の仕事に従事した後に、独立。
2011年、ECサイト制作に特化したnon-standard world株式会社を起業。
2022年、「揺れやすい心のよすがになる物事を作る」というコンセプトのもと、
yori.so gallery & labelを立ち上げ、アーティストと物事を共創する。
美しさとは?人の心とは?組織とは?という問いを探求するなかで、岡倉天心の茶の本と出会い、その魅力に取りつかれる。