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本浪隆弘写真展「こころね」開催のお知らせ

#gallery

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by 高崎健司

gallery room yori.soのこけら落としの展示として、下記の写真展を開催します。ぜひお越し下さい。

L1006228

本浪隆弘写真展「こころね」

ほのやかで自然な香り、違和感がない。今まであった人々の表情や生まれた育った故郷を、
花達の中に重ねている自分がいた。この懐かしさは、どこから来るのだろうか。柔らかで繊細なもの、
赤でも白でもない優しい色味をもつもの、
大きく頭を垂れるもの、ダリアのように優雅なもの。下を向いて美しく咲く薔薇もいる。
人間と同じだ。「それでいいんだよ」と教えてくれているのかもしれない。人間の心に根ざしている大きな優しさのようなものを、
目の前の花達に見つけたような気がしてならなかった。

展示内容

滋賀県の琵琶湖のほとりにある農園で生まれたオリジナルローズ「WABARA(わばら))」。本展では、その花達の姿に惹かれ写真を撮り続ける写真家・本浪隆弘さんの作品を展示します。

プロフィール

本浪隆弘 Takahiro Motonami
1979年福岡県出身。フォトグラファー。
都内制作会社写真部を経て、2008年独立 東京都在住。
主に雑誌、広告媒体にて活動中。
http://takahiromotonami.com

開催情報

会期:2022年2月1日(火)〜2022年4月29日(金)
会場:gallery room yori.so
東京・西荻窪にある「アートの飾ってある部屋」をコンセプトにした一日一組限定・完全予約制のギャラリールームです。ご来場にはご予約が必要になります。

こちらよりご予約ください。

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高崎健司

yori.so gallery & label代表。心の中にある繊細さを、誰かを傷つけるためではなく、誰かと関わるために使う生き方を助けるために、ギャラリーと出版レーベルを運営してます。

1983年、千葉県生まれ。2005年、国際基督教大学卒業後、ソフトバンク(株)入社、2009年に独立。2011年、non-standard world株式会社を起業。

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portraitly

yori.so labelから新しく始まった服のブランド。
portraitlyは「肖像画のような」を表す造語。
肖像画のように着る人自身の凛とした美しさを引き出す服を目指しました。

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高崎健司

yori.so gallery & label代表。心の中にある繊細さを、誰かを傷つけるためではなく、誰かと関わるために使う生き方を助けるために、ギャラリーと出版レーベルを運営してます。

1983年、千葉県生まれ。2005年、国際基督教大学卒業後、ソフトバンク(株)入社、2009年に独立。2011年、non-standard world株式会社を起業。

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小谷ふみ

書く人。詩・エッセイ・物語未満。
うろうろと、おろおろと、揺らぎながら揺らがない言葉を紡ぎます。

夫と息子とヤドカリと、丘の上で小さく暮らしています。いまやりたいことは、祖父の一眼レフを使いこなす、祖母の着物を着こなす(近所のスーパーに着て行くのが億劫でなく、そして浮かない)こと。

本「よりそうつきひ」(yori.so publishing)・「やがて森になる」・翻訳作品集「月の光」(クルミド出版)・詩集「あなたが小箱をあけるとき」(私家版)など。

http://kotanifumi.com/

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