「鉄鉢型」とは、古来より僧が托鉢で食を受けるために用いた器に似た型の鉢のこと。平たく広口で、縁がやや内側にすぼんでいるのが特徴です。釉薬を施さない、マットな質感の「黒練」の土で作られた小ぶりな器は、手のひらにすっぽりと収まる大きさです。
蓋と本体を擦り合わせて作るため、密閉性が高く湿気が入りません。海苔や塩、お菓子などの保存にもお使いいただけます。

同じ土で作られた香立台（別売り）を中に置き、蓋を外してお香にも。使い終わったら蓋をしておけば毎回中に落ちた灰を捨てる必要はありません。凛とした佇まいがお香にぴったりです。
粘性の高い陶土を高温で焼き締めているので、吸水性は無く香りも残りません。
様々な用途が可能なので、使い方を考える楽しさがあります。