【受注生産品】カジュアルドレス “forget me not”
¥69,800
世界の半分と
みながかえる場所を抱きしめる
そうして
ひとりをその胸に
もうひとりをその裾に
ふたりのある日が終わる
詩人・エミリー・ディキンソンの生涯から着想して生まれた2つのドレスの片割れ
エミリー・ディキンソンは、南北戦争の時代を生きたアメリカの詩人です。 生涯を自然の中の家の中で白いドレスを着て過ごし、ほとんど外にでることがなく、窓から差し込む光を頼りに詩作を続けました。
わたしたちはその生き方から、自分の心の中にある壊れそうなものを現実世界の棘のようなものから守りたいという気持ちと、それでも創作を通じて現実世界と関わりたいという祈りのような気持ちの両方を感じます。
そして、その気持ちはきっとどんな人にも当てはまるもの。
be senstive & effectual.
繊細さとともに、人とのかかわりあいを紡ぐように生きていくことをテーマにしているわたしたちにも重なるものでした。
そうして、その生き方から着想し、一つの映画と2つのドレスが生まれました。
ディキンソンの詩を新訳した朗読短編映画、「あなたのいない夕暮れに」。
私達がforget me notそしてtouch me notと名付けたオートクチュールの技法をつかって作られた2つのドレス。
forget me notは現実の中で生きていくための、覚悟のような。
touch me notは自分の理想の世界に思いを馳せながら、創作をおこなって行く儚さを。
それぞれモチーフにしながらデザインしました。
現実と理想、幸と不幸が重なりあい揺れながら、世界を生きているあなたの心のよすがになりますように。
デザイナー・田中美帆
文化服装学院卒業
文化ファッション ビジネススクール 修了
メゾン・マコトヒラマツにて
オートクチュールの技法を学ぶ
デザイナー職として アパレルメーカーに勤務
注文を受けてから日本の職人が仕上げます。
かつて洋服は自分のお気に入りの布を自分で買って、自分のお気に入りの仕立て屋さんで仕立ててもらうものでした。
その中でも最高の品質のものを仕立てるお店をオートクチュールメゾンと呼びます。
現代はたしかに様々な服がとても安い値段で手に入る時代です。
でもそれは自分だけのための仕立て服を着ていた時代と比べて、本当に豊かになったのか。
「この世に新しいものなどない。ただ、忘られているだけだ」 とはかつてマリー・アントワネットに仕えたクチュリエ、ローズ・ベルダンの言葉です。
わたしたちもかつてあった美しいものに思いを馳せながら、オートクチュールの服を、ご注文を受けてから丁寧に仕立てます。
*ご注文から納品まで3ヵ月のお時間を頂きます。
詩人・エミリー・ディキンソンの詩(訳:小谷ふみ)をあしらったポストカードを同封します。
直営ギャラリールームでは実際の商品をお手にとって眺めることができます。
予約制となっておりますのでこちらよりご予約ください。
到着後7日以内返品可
本商品はオンラインで購入して実際の商品がイメージと違った際のために、到着後7日以内であれば返品可能になります。安心して購入いただければと思います。