ノンスタカフェ

ノンスタカフェ第14回「ブックトレード・カフェ」を終えて

 先週末の日曜日の午後、ノンスタカフェ第14回「ブックトレード・カフェ」を開きました。今までのノンスタカフェとはひと味違った、色濃い時間が流れていた当日の様子をご紹介します。

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今回のホストは、ブックトレード・カフェの発案者である木村航さん。福岡県の津屋崎というまちで生まれたこのワークショップ、東京進出は始めてとのことでした。参加者の方々は、それぞれ本を詰め込んだ重そうなバックを抱えて、会場までやってきてくれました。

持ってきた本をいざ人前に出すとなると、どこか恥ずかしい気持ちに。「テーブルの前に本を並べるのは、それぞれのタイミングでいいですよ」という木村さんの言葉は、参加者のみなさんを安心させているようでした。

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それぞれの本の紹介が始まると、もうそこからはどんどんと会場の熱が上がっていきます。持ち寄られた本の中には、小学生・中学生の頃に出会った本や、自分の原点とも言える本がたくさんありました。ページの中には、鉛筆の落書きが入っていたり、ハンコが押してあったり、ボロボロでテープで止められたり。長い月日が経っても、そばに居続けたことを語る本たちは、その人の一部のように見えました。

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紹介の中では、その本の背景にあるストーリーを聞いて涙する場面があったり、写真集をみんなでただ静かに眺める時間があったり、何度も読み返している理由の面白さに爆笑したり、あっという間の2時間が過ぎました。

紹介を終えると、フリータイム。ここでは、気になった本を手にとったり、参加者同士で話したり、お菓子を食べながらのんびり過ごします。このワークショップが始まる前にテーブルに置かれてた本は、本屋さんに並ぶ本たちと変わらない姿でしたが、それぞれの想いを聞いたことで、本の中に人肌のあたたかさが込められているようで、手に取るのはドキドキしました。

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そして、本が並べられた机の周りをぐるりと全員でまわりながら、それぞれ読んでみたいと思った本を選びます。最後の振り返りでは、なぜその本を選んだかの理由と、今日感じたことをそれぞれ話しました。その中では「まだ語り尽くせない」「またブックトレード・カフェをやってほしい」という嬉しい声をいただきました。

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輪の中に入って感じたことは、好きを語るときの人間がもつ熱と輝き。本について語りながら「好きすぎて興奮してきちゃいました!」という言葉がでてきたりと、「好き」という気持ちがもつパワーを目にしたように思います。そして「好き」を語ることで、その人が実によく見えてきます。「今日三時間ほど一緒に過ごしましたが、ずっと昔から知っているような気持ちになりますね」と木村さんの振り返りの言葉にあったとおり、参加者のみなさんの心の奥をのぞかせていただいたような、その場はもちろん、振り返っても大事にしたい時間となりました。

本を語るということは、こんなにも人を映し出すものなんですね。ありがたいことに、木村さんからブックトレード・カフェの暖簾分けの許可をいただきました!ので、今後も東京の地で開いていきたいと思っています。

あらためて今回参加してくださったみなさま、ありがとうございました!今後のブックトレード・カフェ、ノンスタカフェもどうぞよろしくお願いします!

この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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