大浦麻衣の「今日も人が好き」

連載「今日も人が好き」no.2|恐縮です!

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先々週末のこと、私の住んでいる西荻窪のまちは「西荻チャサンポー」というイベントが開かれました。その中で絶対に行こうと決めていたのは、アレルギーもちの息子も安心して食べられるお菓子屋さん。狙うは、イベント限定のジンジャーエール。店主のご夫婦の雰囲気が柔らかくてあたたかくて、前から秘かに憧れの気持ちをもっていたお店です。

夫と一緒にお店へ行くと、「いつもありがとうございます~」と笑顔でお出迎え。少し前から夫はTwitterで繋がってたそうで、「ブログ読みましたよ。素敵ですね~!」となんと私の方に向かって話しかけてきたのです。まさか!まさか!憧れの先輩に「おれ、おまえのこと前から知ってたよ」って言われたようで(言われたことないけど)、頭の中は真っ白になり、心拍数は上がり、ひたすら「恐縮です!」「恐縮です!」の繰り返しでした。

ありがたいことに、ブログで記事を書き始めるようになってから、「すてき」とか「いいね」という言葉をいただく機会がでてきました。でも正直、私は褒められることが苦手なんです。嬉しさ通りすぎて恥ずかしくなってしまいます。家に友人が遊びにきてごはんを振舞ったときもそう。「おいしいね」と言われると、もう相手の目を見ることができません。(最低な人間ですみません。。)

実を言うと、このミニコラムのタイトルは当初副題がついていました。「大浦麻衣の『今日も人が好き』~でも人付き合いは苦手~」。はい、そうなんです。人を好きと言いながら、実生活の私は人と付き合うことがものすごく不器用です。コミュニケーション能力の高い人は、いつだって羨ましいし、大人数の人の輪に入るのは勇気がいります。そして人と話すときは、いつもカチコチな対応になってしまうのです。

でもやっぱり、人が好きなんです。

人との距離が縮まる瞬間っていろいろあると思うのですが、 お菓子屋さんでの出来事もそうで、「他人」から「顔見知り」になり、「知り合い」になって「友人」になる。その過程にある、心の動きとなにか満たされるもの。人と人が関わる中の面白さの一つであり、「だからやっぱり人が好き」と私が感じる部分でもあります。

それにしても「恐縮」という言葉、よくできているなあと。「恐れ」「縮む」。その言葉のとおり、まさに縮んでいく自分を感じ、この言葉をつくった過去の日本人達に対して拍手を送りたい気分でした。

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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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