オーウラマイのオーマイガッ!

もっと正直に、もっと可笑しく、もっと切実に「よりそうってなんだろう?」

はじめましての方も、そうでない方も、どうもこんにちは、館長の大浦です。

「青空公民館」館長なんて怪しい肩書をもちながら、「オーウラマイのオーマイガッ!」なんてふざけたタイトルの新連載を始めることになりました。ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いします。

よりそう。をオープンしてからもうすぐ3年。これまで抽象的なことばかり語っていたなあと反省しています。自分をスマートに見せすぎていたなあとも。

もっと正直に、もっと可笑しく、もっと切実に「よりそうってなんだろう」を考えたくなりました。

まずは大浦麻衣ってだれなん?って方に向けて、簡単に自己紹介しますね。

流れて辿り着いたのがライターの道

私は東京生まれの東京育ちで、中高一貫の女子校に通った後、その反動で恋愛謳歌の大学生活を過ごしました。現実に直面した就職活動はもちろん難航。なんとか携帯会社に事務職として入社。会社員時代は、自分探しをしながら暗闇を彷徨っていました。

社会人2年目、ネットでたまたま見つけたワークショップに参加し、福岡県福津市の津屋崎という町に出会います。自分の「ありたい姿」が見え始め、転職が決まるものの、「辞めます!」と会社に伝えた2週間後、なんとお腹に赤ちゃんがやってきました。きゃー!なんたるタイミング!(デキ婚じゃありません、念のため)。

しぶしぶ転職を諦め、子育てに専念するものの「◯◯くんのママ」じゃなくて「大浦麻衣」である場所がほしい、という気持ちがずっとくすぶっていました。そんな私の姿を見かねた夫が声をかけてくれ、彼が経営するnon-standard worldでデザインアシスタントとして働き始めることに。

そんなある時、会社のブログの対談企画で急遽、インタビューとライティングのピンチヒッターとして呼ばれます。はじめて味わう、人の話を聞いて文章にする楽しさ。もっと人に話を聞きたい、文章にして伝えたいという気持ちが膨らみ、ライターとしてウェブ上で文章を書きながら、2015年5月に「よりそう。」を創設。現在は小さな出版社として本づくりを軸に、「本と料理で、ひと息つこうか」をテーマとした読み物を更新しています。

興味の対象は俄然「人」

文学少女でもないし、文学部にも通ってないし、出版社にも勤めてないし、ライターとして名乗って良いのか未だにわかりません。文章を書いているのも、よりそう。という場所を開いているのも、理由はきっと同じ。「人と人との関わりに興味があるから」です。これは私の人生の永遠のテーマとも呼べるもの。

野球が好き、食べ歩きが好き、生き物が好き、山登りが好き、人それぞれ興味の対象がありますよね。私の場合は俄然「人」なんです。目の前の人のことを知りたい、という欲求が強い人間なんだと、最近自覚し始めました。

それなのに、大人数の飲み会は苦手だし、初対面の人とは目を合わせられないし、会話では空気を読めない発言もよくしちゃうし、コミュニケーション能力はかなり低い方です。不器用だけど、人の心に寄り添いたい。それだけは、途絶えることなくコンコンと湧き上がってくる感情なのです。長年の友人に対しても、道端で挨拶するだけのおばあちゃんに対しても、なんだか知りたくなっちゃう。心がチラリと見えると、私の胸の内はひたひたと満たされていくのです。

毎日「オーマイガッ!」の連続だから

「よりそう。」という名前をつけながらも、その意味をまだ手にしてないように思います。だって毎日穏やかに暮らしたい!って思っているのに、息子二人と夫との日々のやり取りも、仕事のあれこれも、「オーマイガッ!」の連続です。思ったとおりにいくことなんて、ほとんどない。

この連載ではそんなすったもんだの日々を、飾らない言葉で綴っていきたいと思っています。「よりそうってなんだろう」を一緒に考えるようなひと時になれたらと。

なんかこう、ギュ!っていうハグでもなく、並んで手をつなぐでもなく、壁ドンでもなく、肩が触れるか触れないかくらいのものなのでしょうか。うーん、よりそうってなんだろう。

館内放送

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どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。
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この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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いただいた言葉たちは、大切に読ませていただきますとともに、こちらの連載にてお返事させていただいております。

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