cayocoラボ

日常こそ実験の舞台!新連載「cayocoラボ」が始まります!

どんな人にも感情の波があると思います。喜んだり、怒ったり、悩んだり。料理家でありセラピストのcayocoさんと旅をした去年1年間。隣で見続けて知ったのは、感情の波が穏やかな人だということ。特に、焦ったり、苛立ったり、落ち込んだりといった、荒波や突風はゼロ。常に穏やかな風がそよいでいるのです。

なんでだろう。どうしたらこんな風に生きることができるのだろう。ある時、単刀直入に尋ねてみました。
「cayocoさんは、落ち込んだり怒ったりしないんですか?」

cayocoさん、うーんと数秒考えた後、柔らかな笑顔できっぱり。
「ないですね。」

うそだうそだー!そんな人間いるわけない!どうにも腑に落ちません。

「たいていのことが起きても、死ぬわけじゃないしって思うんです。死なないから大丈夫だって。」

えっ。死ぬわけじゃない?

「荒い考え方かもしれませんが、何かトラブルが発生した時は『はい、ここでクイズ!どうしてこうなったのでしょうか?』という問題が出題されたと受け止めています。

クイズですし、死なないからなんなの?って思うんです(笑)。気づきをくれる存在であって、問題が発生したら解決に向かって考えたり行動するだけ。たとえば風邪をひいた時は、それまでの生活を見直したりしますよね。それと同じです。」

死の瀬戸際をさまよった経験がもつ重み

「死ぬわけじゃないし」。大きな問題にぶつかった時、そう心から思えて平静を保てるか、というと私も自信はありません。でもcayocoさんが伝える「死ぬわけじゃないから大丈夫」という言葉の後ろには、かつて大病を患い、死の瀬戸際をさまよった経験ならではの重みがあり、ズシンと響くのです。

「私はあの時、一度生まれ変わったと思っています。」

生きていれば、思い通りにならないことが次々と訪れるもの。
でもそのひとつひとつが、「一度生まれ変わった」cayocoさんにとってはクイズでありサインであり、楽しく生きるためのエッセンスのようです。

日常は実験のステージ。cayocoラボ。
cayocoさんのこれまでの人生と、今の暮らしを紐解きながら、日々小さな失敗を繰り返しながらも、楽しく乗り越えている、その横顔をお届けしていきます。お楽しみに!

 

お知らせ

心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、当店オリジナル、作家小谷ふみ著書「よりそうつきひ」が発売となりました(ご購入はこちらから)。 どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。

この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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