オーウラマイのオーマイガッ!

「こら休まんかい!」体の叫びをスルーして、オーマイガッ!

時計を巻き戻すこと2ヶ月前、人生初のインフルエンザに罹りました。

滅多に熱を出さない私にとってはようやくやってきたデトックス。体内の細胞たちが「ただいま、大浦麻衣は全館リニューアル中!」って頑張ってくれているんだ。そう思って、布団に横になるのですが、ずっと横になっていればいいのですが、それがどうしてもできないんです。(バカバカ!)

丸一日仕事を休んだ翌朝。洗濯機の終了音が聞こえるとイソイソと立ち上がり干してしまう自分がいて。部屋の隅っこに髪の毛がふわり見えると、よいこらせと掃除機をかけてしまう自分もいて。次男のお弁当は一日くらいお惣菜でもいいじゃんとわかっているのに、コロッケを揚げている自分がいるのです。

「こら、休まんかーい!!」
頭の中のもう一人の私の声が聞こえるのですが、なんせ全館リニューアル中のため現場は大混乱で聞こえないふりも上手にできてしまう。

挙げ句の果てに、PCを開いて少しだけ仕事をしようとした私は、夫との些細なやり取りで揉め、つい余計なひと言が出てしまったのです。それは、正直心になかった言葉で「どっからきたん!?」と自分でも驚くほど。結果、夫は怒り心頭、私の胸の中はいやーな気持ちが悶々と残ることに。

自分の無理は、誰かの無理にもつながっちゃう

「こんなことになるなら、しっかり休めばよかった」。身体が回復していないから、感情と言葉の制御装置も誤作動を起こすんだろうなあ。

なぜしっかり休めないのかよくよく考えてみるのですが、その理由が自分でもわからないのです。ただ一つわかっているのは、自分の家庭をもつようになってから、ということ。

ここぞ、という時に力を出し切るのも大事だし、ここぞ、という時にしっかり休めることも大事。そしてそれは、人と関わりながら生きていく上で必要なことでもあるんだろうなあと。

自分の無理は、誰かの無理にもつながっちゃうから。人生初のインフルで味わった教訓を胸に、この春を生きています。

 

館内放送

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この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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