優しいこころとからだをつくるレシピ

料理家cayocoさんに学ぶ、身体の不調時に助かる梅こうじを使った万能調味料のレシピ。

「優しいこころとからだをつくる」をテーマにしたレシピを、料理家cayocoさんから学ぶ連載第2回は、ちょっと体調を崩した時に支えるになるようなお助けレシピをご紹介します。(前回はこちら)

病院へ行くほどではないけれど、体調がちょっと悪いなという時。あるいは病院へ行く時間はないけれど、少しでも楽になりたいという時ってありますよね。

今回ご紹介するレシピは、冷蔵庫に常備しておくと安心な万能調味料です。体調に合わせてどのように身体に取り入れていけば良いのかも学んでいきます。

cayocoさんいわく、体調を崩した時は“お知らせ”が来たということ。その声に耳を傾ける方法も「心のレシピ」で教えてくださいました。

それでは、cayocoさんにバトンタッチします!

梅こうじを使った身体のお助けメニュー

今回お伝えするレシピは「梅こうじ」です。

梅、塩麹には免疫力を向上させる効果があります。体が弱っている時は特におすすめの食材で、塩麹と梅干しのペーストを混ぜて合わせておくだけの元気の出る万能調味料です。

ちょっとした頭痛、風邪のひき始め、疲れが溜まっているけれどご飯を作らなくちゃという時に、梅こうじをそのまま舐めてみてください。

代謝を高めて、滞りを流すのを手伝ってくれます。

そして身体を温める生姜も入っているので身体の隅々まで元気を届けてくれます。さらに好きな香りを入れると気分も軽やかに。

今回はレモンの皮を入れていますが、スパイスや生のハーブ、ドライフルーツを入れて好きな香りも楽しめば、肩の力が入っていたことに気づくかもしれません。

でも不調を感じたら無理をせずに、ちょっとお休みして体と心を観察する時間にしてもいいかもしれませんね。

<梅こうじ>

◎材料

梅干し 1個
塩麹  大さじ1強
生姜  1片
レモンの皮 適量
醤油  小さじ1

◎作り方

①梅干しは種を外して包丁で叩きペーストにする。生姜は磨りおろす。レモンの皮は外側の黄色い部分を薄く包丁で剥き、なるべく白い皮は入らないようにする。

②全ての材料をボウルに入れて混ぜれば完成。保存瓶に入れて1ヶ月以内に食べきるようにする。

*他の使い道として、オリーブオイルで伸ばしてサラダのドレッシングに。鶏肉に揉み込んで、唐揚げの下味に。鰹節とほうれん草に合わせて梅味のおひたしに。大根やカブのスライスに揉み込んで即席漬物に。魚の切り身を焼く時に表面に薄く塗って焼き魚にも。
子供用には梅こうじに、少しメープルシロップを入れると食べやすい。

次に、梅こうじを使った身体のお助けメニューをご紹介します。

<梅醤番茶>

◎材料

番茶
梅こうじ

◎作り方

①火で沸かしたお湯で番茶を入れて、煮出す。

②番茶を注いだカップに梅こうじを好みの量入れてまぜる。

<大根とネギのスープ>

◎材料

大根      2/1本
長ネギ     2/1本
えのき     半パック
塩       適量
梅こうじ    適量
オリーブオイル 適量

◎作り方

①ネギは小口切りにして塩をふり少量の油で炒める。香りが出てきたら薄くいちょう切りにした大根と、細かく切ったえのきを入れて炒め合わせる。焦げそうなら水を入れる。

②蓋をして蒸し煮にし、大根の甘みが出てきたら、ひたひたになる位の水を入れてハンドブレンダーでペーストにする。

③豆乳で好きな濃さに伸ばし塩で味を整える。器によそい、梅こうじとオリーブオイルを回しかける。豆乳を入れていないペーストは保存容器に入れて一週間は保存可能。食べる分だけ豆乳を入れて作ると良い。

<白菜と鶏胸肉の重ね蒸し>

◎材料

白菜   4/1
鶏胸肉  一枚
舞茸   ひと束
豆苗   適量
塩    適量
酒    適量
梅こうじ 適量

◎作り方

①白菜は3センチ位に繊維を断つように切る。舞茸、豆苗は食べやすい大きさに切る。

②鶏胸肉は薄くそぎ切りにする。ボウルに入れて胸肉一枚に対して梅こうじペーストを小さじ1、大きい胸肉なら小さじ2弱揉む混んで片栗粉を薄くまぶす。

③白菜と胸肉を交互に重ねて鍋に敷き詰め、空いているところには舞茸と豆苗を入れる。
塩をふって、お酒をまわしかけ蓋をする。

④始めは強火にかけて、鍋から蒸気が出てきたら弱火にし、10分蒸し煮にする。梅ペーストを煮汁でのばし、食べる直前にかけて食べる。

*鶏肉の他に、白菜の旨味を吸ってくれる油揚げや、茄子のスライスを入れても美味しくできます。

<ちょっと体調を崩した時の、心のレシピ>

①目を閉じて、鼻から吸って鼻から吐く深呼吸をしてみます。

②体の内側をスキャンするように、頭のてっぺんから足の指まで、どこが疲れているか、滞りがあるか感じてみる。

③胃腸に滞りがあったり、食欲が無いときは無理に食べないように。少し食べ物のエネルギーを取り入れたいと感じたら、梅こうじペーストをお茶に入れてみたり、お粥に入れたり、大根とネギのポタージュに入れて、体を温める。

④食べた方が元気が出そうかなと感じたら、野菜やお肉も好きなものを選び、梅こうじペーストをのせて必要な量を食べる。

食べない方が身体が楽かなと感じたら、温めて胃を休める。


今回ご紹介したレシピを、cayocoさんから直接学ぶことができる料理教室が開催されます。心のレシピは、他のお料理にも応用できる料理の心得なので、実際に作る工程を見ながらぜひcayocoさんに質問を投げかけたりして体感してみてください。

「梅こうじを使った身体のお助けメニュー」

◎日時
2月24日(土)10時〜13時

◎参加費
5000円

◎持ち物
エプロン お手拭き

◎定員
8名

◎場所
nida   http://www.nidayoga.com

東京都渋谷区渋谷4-3-17常盤松葵マンション402
地下鉄表参道駅(B1出口)より徒歩約8分  JR渋谷駅(中央改札)より徒歩約12分(ヒカリエ,クロスタワー内を通って来られると早いです)

◎お申し込み
担当 cayoco
[email protected]
件名「2月24日お料理教室」として「1お名前。2電話番号。3お料理のお悩みなどあれば。」を記入しご連絡ください。

みなさん、普段自分の身体の声にどのように耳を傾けていますか?忙しい毎日を送っていると、見てみぬふりをしてしまったり、声を聞き取る感覚さえも鈍感になってしまったりしますよね。

口から取り入れたものはダイレクトに身体が受け取ってくれるように思います。だからこそ、身体が辛いと言っている時はその声に寄り添ったものを選ぶことができたなら、優しいこころとくらしをつくることに繋がるかもしれません。

まだまだ寒い日が続きます。みなさんの暮らしに少しでもお役に立てますように。次回は、下茹でせずに簡単につくれる「優しいおでん」のレシピをお届けします。ほっかほかにあたたまりましょう!

スタッフのおすすめ

料理家cayocoさんが、春夏秋冬の旅を通じて人・食材・土地と出会い、その土地の保存食をバトンに食と人をつなぐ「food letters」、その旅とレシピ本の特典付き先行予約が始まりました!詳しくは、こちら


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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。
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いただいた言葉たちは、大切に読ませていただきますとともに、こちらの連載にてお返事させていただいております。

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