優しいこころとからだをつくるレシピ

新連載スタート!料理家cayocoさんに学ぶ、健やかなからだづくりを手助けするレシピ、鰹出汁のお味噌汁。

寒さが厳しくなる季節は、体調も崩しやすくなりがちですよね。そんな季節に知っておきたい、健やかなからだづくりを手助けするレシピや、ちょっとした不調時の支えになるレシピなど、「優しいこころとからだをつくる」をテーマにしたレシピを本日よりお届けしたいと思います。

身体と向き合うことからスタートした料理家

今回レシピを教えてくださるのは、食べる人の心をホッとさせる優しいごはんをつくる料理家cayocoさんです。当店にて、cayocoさんの食と人をつなぐ旅「food letters」のレシピ本の先行予約も現在受付けています。

cayocoさんが料理の道を進むきっかけとなったのは、ご自身の体調を崩された経験から。セラピストの一面をもつcayocoさんは、身体と向き合うことを出発点に、料理につながる道を歩んできたため、ただおいしいだけではない、身体とこころの声に寄り添ったごはんを提供し続けています。

工程だけでなく、料理の心得も学ぶ

そんなcayocoさんに教わる、連載「優しいこころとからだをつくるレシピ」の第1回は身体の調子を整えてくれる、出汁を食べるお味噌汁です。

作り方だけでなく、「心のレシピ」ではcayocoさんが料理をする時に大切にしているポイントや心得を教えてくださいます。ただ工程を学ぶだけでなく、料理における五感の上手な動かし方を知ることができるはずです。それでは、cayocoさんのバトンタッチしたいと思います!

出汁を食べるお味噌汁 

毎日の食事から、身体の調子を整えるものがあるといいですよね。私の食卓に欠かせないのがお味噌汁です。

野菜やお豆腐、海藻など切っていれるだけで簡単に栄養を取り入れる事ができますが、急いでいる時は出汁をとるのが面倒に感じる時もあるのではないかなあと思います。

そこで出汁もまるごと食べられるお味噌汁をご紹介します。

家で食べる日々のお味噌汁なら、お出汁も食べられる様なお味噌汁が気楽でいいと思います。更においしい味を追求したいと感じてきたら、きちんとお出汁をとって、出汁の美しさを感じてみるのもいいですね。

お味噌汁はどんな出汁でも、どんな素材でも、どんなときも美味しく感じられる。身体があたたまって、気付くと自然と肩の力がふーっと抜けているはず。

<鰹出汁のお味噌汁>

◎材料 (一杯分目安)

・旬の野菜 2種類以上
・鰹節  細か目の鰹節で山盛り大さじ2杯
・水   約200cc
・味噌  適量

◎作り方

①具になる野菜を切る。

②鍋に水と、切った野菜をいれて火にかける。沸騰したら弱火にして蓋をして、野菜が柔らかくなるまで煮る。

③野菜に火が通ったら、再度沸騰させて火を止め鰹節を入れる。

④味噌を溶く。

<煮干しのお味噌汁>

◎材料 (一杯分目安)

・旬の野菜 2種類以上
・煮干し  1匹
・水    約200cc
・味噌  適量

◎作り方

①煮干しは背中から割り、はらわたを外す。鍋に煮干しと水を入れて最低4時間は浸しておく。目安は一人一匹と水約200cc。

②具になる野菜を切る。

③鍋に野菜をいれて煮る。

④お味噌を溶く。

<野菜出汁のお味噌汁>

◎材料 (一杯分目安)

・玉ねぎ
・えのき
・水    約200cc
・味噌  適量

◎作り方 

①玉ねぎは横半分に切り、繊維に沿って一口大に切る。えのきはいしずきを落として、根元はフォークでほぐし食べやすい長さに切る。

②鍋に水と玉ねぎを入れて、玉ねぎが甘くなるまで煮る。

③玉ねぎが煮えたら、えのきを入れて火をとめ味噌を溶いていれる。

<お味噌汁をつくる時の、心のレシピ> 

①好きな出汁を考える。今日の気分で決めたり、冷蔵庫にある野菜と、どの出汁をあわせたら美味しいかなと感じてみる。

野菜を切る前に野菜を手に持ってみて、水分があってずっしりしているなあ、乾燥しているとか、良い香りだなあと感じてみる。根菜はごしごしと洗わないようにすると皮の香りと旨味が残る。

②野菜を切る。切る大きさは、野菜の個性を食べた時も感じられるよう、少し大きめに切ってみたり、急いでいるときは薄切りにして直ぐに火が通るようにする。それから食べる人にも合わせて切る。皮が硬いものは剥いて食べやすくする。

③鍋に水と出汁(煮干しと玉ねぎ出汁の場合は始めに入れる。)、野菜を入れて煮立てる。時間は計らず、出汁や野菜の良い香りがしてきたり、煮立つ音が柔らかい音になってきたら煮えた合図。

鰹出汁にする時は鍋から火をおろして鰹節を最後にいれる。

④煮えたら出汁を味見する。味をみて、薄いと感じたら出汁を追加する。

白、赤、合わせ味噌など好きなものを選び、出汁に合わせたいなと思うものを溶いていれる。

⑤季節の香りをのせる。お椀に味噌汁をよそい、春は菜の花、春菊、クレソン、セロリ。夏は茗荷、紫蘇、オクラのスライス、秋冬は生姜、ニラ、ネギ、柚など。お椀を持った時に始めに季節の香りを楽しみ、見た目も美しくする。

※出汁は煮干しと鰹節、野菜と鰹節など組み合わせると更に旨味が増します。椎茸や昆布を水で戻しておいたものを用意しておくと、いろいろな料理にもつかえて便利です。

体調を崩す前に知っておきたい、身体の調子を整えてくれるレシピがあると、お守りのように心強い存在になるのではと思います。出汁を食べるお味噌汁は、きっと健やかなからだづくりの基盤になってくれるはずです。


今回ご紹介したレシピを、cayocoさんから直接学ぶことができる料理教室が開催されます。心のレシピは、他のお料理にも応用できる料理の心得なので、実際に作る工程を見ながらぜひcayocoさんに質問を投げかけたりして体感してみてください。

「心のレシピ。きほんのお味噌汁」

◎日時
1月20日(土)10時〜13時

◎参加費
5000円

◎持ち物
エプロン お手拭き

◎定員
8名

◎場所
nida   http://www.nidayoga.com

東京都渋谷区渋谷4-3-17常盤松葵マンション402
地下鉄表参道駅(B1出口)より徒歩約8分  JR渋谷駅(中央改札)より徒歩約12分(ヒカリエ,クロスタワー内を通って来られると早いです)

◎お申し込み
担当 cayoco
[email protected]
件名「1月20日お料理教室」として「1お名前。2電話番号。3お料理のお悩みなどあれば。」を記入しご連絡ください。

 

次回は、体調を崩した時に支えになるレシピをお届けします。病院へ行くほどではないけれど、体調がちょっと悪いな…そう感じた時にすぐに実践できるようなお助けレシピです。次回もどうぞお楽しみに!

スタッフのおすすめ

料理家cayocoさんが、春夏秋冬の旅を通じて人・食材・土地と出会い、その土地の保存食をバトンに食と人をつなぐ「food letters」、その旅とレシピ本の特典付き先行予約が始まりました!詳しくは、こちら


メルマガ好評配信中です。こちらよりぜひご登録ください!

この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。
  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Lineで送る

記事への感想を送る

いただいた言葉たちは、大切に読ませていただきますとともに、こちらの連載にてお返事させていただいております。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ