よりそうつきひ

いよいよ大詰め!作家小谷ふみさんの作品をまとめた、当店初の本づくり奮闘記!

こんにちは、店長の大浦です。

私たちのお店にとってはじめての本づくりとなる、作家小谷ふみさんの「よりそうつきひ」の出版に向けて、いよいよ大詰めを迎えました。印刷所へデータを受け渡すまでの怒涛の日々について、制作の裏側をご紹介したいと思います。

お菓子セットの相談

先月のこと。当店の月1の予約制のランチ「よりそう。食堂」に小谷さんが遊びにきてくださいました!食堂の片付けを終えた後、クラウドファンディングと先行予約のリターンの一つでもある、本とお菓子セットにご協力いただいているiplikanaさんを交えて打ち合わせをしました。iplikanaさんからの提案は、予想を超えるような斬新なアイデア!

言葉とお菓子。それは相混じらないもののようですが、こんな関わりをしたらより素敵な体験をお客さまへお届けできるのでは。そんな予感を感じる内容です。

どんなお菓子が届くかは、箱を開けてからのお楽しみ。ぜひワクワク待っていてくださいね。

お客さまの心地よさを目指して

印刷所へデータを受け渡すまで、まずは本の仕様を決めていきます。余白をどのくらい取るのかによってページ数は変わり、帯の文字の色によって印象も変わり、ちょっとしたデザインの工夫を加えることで一気に締まったり、デザイナーの方の力をお借りして、迷いに迷いながら進めていきました。

本を手に取ったお客さまが、ページをめくりながら、言葉を受け取りながらどんな気持ちになるのか。小谷さんが掲げる本のコンセプトは「誰かと手を繋いでいるような気持ちになる本」。その心地よさや安心感を目指します。

本の隅々まで目を光らせて

本の仕様が決まったあとは、ページ数におさまらなかった部分を調整するために構成を考え直したり、細かい文字の修正作業へ移ります。

さすがに今回は作品を読みながら泣いてません、私(笑)。一文字ひと文字、足を止めて確認をしながら、誤字脱字だけでなく、ひらがな表記と漢字表記の確認など、校正を担当する文野翳さん(小谷さんの旦那さま)と共に、本の隅々まで目を光らせます。

そうして整った原稿をデザイナーの方にお渡しして、これからいよいよ印刷所で印刷と製本の作業がスタートします。

地味だけれど大事な配送のこと

仕様の検討と本文の修正の作業と同時に進めていたのが、配送手配。かなり地味な作業なのですが、私たちのお店にとって配送を外注するのははじめての試み。一連の流れを把握するまでは、地道な情報の整理を積み重ねていきます。

現時点でご注文いただいている本の配送方法が全て決まり、出版後、本がどこへどのように旅立っていくのかクリアに見えてきました。

誰かに届いた後、この本はどう生きていくのか思いを馳せると、小さな子どもたちを一人ひとり旅立たせていくような気持ちです。

本づくりの動力は、小谷ふみさんだから

慣れないことばかりの本づくりは、社内外の関係者にはご迷惑をお掛けしてばかりだったなあと反省しております。

段取りの悪い私の進行に優しく寄り添ってくださるデザイン事務所の方々や、業務のサポートを期限内にきっちり仕上げてくれる社内のスタッフの存在には本当に助けてもらいました。

正直体力的にも精神的にも泣きそうな時はあったのですが、そんな時でもはじめての本づくりに心をぴたっと合わせて歩んでくださる小谷さんの姿がいつも隣にあり、お互いに励まし合いながらようやく山場を乗り越えることができました。

予想しなかった大波がやってきたとしても、相手を責めることなく、相手の状況を気遣う小谷さんにどれだけ救われたか…。そして時には笑いで疲れを吹き飛ばしてくれたりも。

小谷ふみさんだから。やっぱり本づくりの動力はそこにあるような気がしています。この人のためならば、心も身体も喜んで動く。

編集者ってそういうものなのでしょうか。はじめての本づくりは、私にとってははじめての編集長としての仕事。小谷さんと関われること、小谷さんの言葉を誰かに届けることができること。それが自分の仕事であるという事実に、ただただ幸せを感じています。

本づくりの前半戦、終了!

さあ、残るは商品ページの制作と、クラウドファンディングと当店の先行予約でお申込みいただいた方へのリターンの準備。お客さまに楽しんでいただけるキャンペーンも企画中です。

年明けには、我が家に本がぎっしり詰まったダンボールが届く予定。また制作の進捗をご報告するので、楽しみに待っていてくださいね。

みなさまのお手元に届くまでもあと少し…!

 

館内放送

心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、当館オリジナル、作家小谷ふみ著書「よりそうつきひ」が発売となりました(ご購入はこちらから)。
どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。
料理家cayocoさんが、春夏秋冬の旅を通じて人・食材・土地と出会い、その土地の保存食をバトンに食と人をつなぐ「food letters」、その旅とレシピ本の特典付き先行予約が始まりました!詳しくは、こちら
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この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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