他己紹介

engawa cafe & restaurant・寺田由利加

non-standard worldに関わる方、素敵だと思う方を他己紹介させていただくブログ企画、第四弾の今回は、7月29日に開催するノンスタカフェ第6回「好きを仕事にするママワーカー」のゲストとしてお呼びしている「engawa cafe & restaurant」の寺田由利加さんを手紙形式でご紹介します。


ゆりかへ

ハーイ!ゆりか。
元気?
東京は梅雨明けで猛暑が続いてます。
海の近くのあなたの街ではどうですか?
ノンスタカフェのあなたがゲストの会の席が余ってるらしいから集客のため、親友としてこの手紙を書きます。

あなたと出会ったのはもう十年前ぐらいになるでしょうか。
大学の美術部という名のタマリ部で、最初にあなたと出会ったときの印象は、まさに才色兼備、完璧な人というものでした。
男なら一度はゆりかのこと好きになった事があるんじゃないでしょうか。
そのころ、僕は自主制作映画を撮っていて、あなたは卒業制作の映画に主演女優として出てくれましたね。
今でも覚えているのは、映画の撮影中、僕がゆりかが無理して僕好みの演技をしてるんじゃないかと思って「もっとあなたらしく演技してくれていいよ」って言ったときに、泣き出してしまった事。
その時に初めて、あなたはまわりからはすごく完璧な人間だと思われるけど、実は色んな繊細なバランスでなりたってるんだなって気づきました。
嘘です、その時僕は全校のゆりかファンを敵に回してしまったとガクガクブルブルしてただけでした。

その後、お互い大学を卒業して、僕は就職し、あなたはフリーの通訳としてバリバリやってると風の噂で聞いてました。

4年前ぐらいでしょうか。葉山にいい日本家屋を見つけてカフェレストランを始めるからウェブサイトを作って欲しいという連絡がきたのは。
聞けばそのために借金までしているというじゃないですが。僕はガクガクブルブルしたものです。

でも、あなたがそのカフェにengawaという名前を付けると言ったときに、ああ、それでいいんだなっとすごく腹落ちしたのをしたのを覚えています。
mixiとかfacebookの類いは、人間関係が面倒くさすぎるので一切やらないと言っていたあなたは、実はすごくあなたの世界観をきちんと持っいて、とても誠実なあり方で人と関わりたいと思っていて、その表現があなたにとってはengawaという場所を開くということだったのだなぁと。

僕はお店の全部を見ている訳ではないけど、繊細で感じやすい心を持つあなたが、悩み苦しみながらもオーナーシェフとしてフロント、監督、選手の役割を一人でこなしたこと。
お店の内装を自分で釘を打つ事から初めて、お金の計算から、料理をして、人を雇って、お客さんとの関係を作ることまで4年間こなした事、またただ単にお店をやるのではなく地域の人の交流の場所になることを目指して色んなイベントをしたこと、その間に結婚して子どもを生んだこと、ただただすごいなと思うばかりです。

「愛する者にもまた、光があるように。」
あなたが昔、僕の映画のために書いてくれた詩の中に、こんな一説があったことを今でも覚えています。
そこには決して器用じゃないながらも、自己と他者の関わり方について、どこにも逃げずに向き合って、痛みも弱さも葛藤も引き受けて生きてるあなたの心が感じられて、とても好きです。
あなたが起こす行動は時に大胆で向こう見ずに見えるけど、他人のために自分が何ができるか考え抜いた上での行動なんだろうと思います。
だから、季節が廻って輪をつないでいくという意味の名前を持つというあなたの子どもがその名のように育っていくように、あなたとあなたの場所が、たくさんの人に囲まれて育っていきますように、これからもいつも祈ってます。

Good luck in your future!

P.S 次回ノンスタカフェのゲスト、快く引き受けてくれてありがとうね。

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この記事を書いた人:

non-standard world, Incの社長。 経営者であり、WEBエンジニア。 ときどき、妻・大浦を支えるためにイクメンにも。 大学時代に佐藤と出会い、2011年にnon-standard world, Incを設立。 ジャニーズもゴダールもM・ポーターも、平等に愛してます。

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