メンバー日記

たった15分の朝礼で、スタッフ全員に小さな変化がありました。

こんにちは、店長の大浦です。

先月末から私たちのお店に新しいスタッフが入ってきました。新鮮な空気が窓からぶわっと入り込んできたような、驚きや発見、そして前向きな気持ちをもらいながら働いています。

私たちのお店はリモートワーク制で働いているため、基本的には在宅勤務です。雑談をしようにも隣に仲間がいるわけではありません。そこで、お互いの理解を深めるためにもこんな朝礼を始めました。

最近、自分の心が優しい方へ動いた出来事をシェアする

朝礼のテーマは「最近、自分の心が優しい方へ動いた出来事について」。
私たちのお店のコンセプトに掲げているのは「優しいこころと暮らしをつくる」こと。そのためには、働いている自分たちも優しいこころで暮らしている必要があり、そうでないとお客さまに提案できる立場ではないと思っています。

ただ実際のところ、毎日優しいこころで過ごせているわけではなく…私自身は夫に厳しく当たったり、息子たちと喧嘩をしては落ち込むこともあります。そんな時もあるからこそ、自分たちの心を大切にすること、自分の周りの人を大切にすることに真摯に向き合っていきたいと思うのです。

自分が受け取っている優しさを見落とさないために

心を大切にする方法はいろいろあると思うのですが、その一つとして「暮らしの中にある優しさに気づくこと」が大切なのではないか、と私は思っています。

けれども忙しい毎日を送っていると、自分が受け取っている優しさを見落としてしまいがちです。だからこそ、そこに目を向けることができれば、優しさの連鎖が小さく生まれるのでは、と。

そこでまずは自分の心を見つめるためにも、このテーマで朝礼を始めました。

スタッフ全員に共通して、小さな変化が

朝礼でシェアされたのはこんな内容です。

・家事をしたことに対して、家族から「ありがとう」と言われたこと。
・本を読んで涙を思いっきり流したこと。
・子どもから「いつも働いてくれてありがとう」という手紙をもらったこと。
・瞑想をして心を落ち着かせると、何が大切か見えてきたこと。
・窓から入ってきた夜風が気持ちよかったこと。

そしてこの朝礼を始めてから、スタッフ全員に共通してある変化が生まれました。それは、優しいこころに対するセンサーが敏感になったということ。

これまでは心が優しい方へ動いていても、それを流してしまっていましたが、朝礼を機にきちんと心にメモをするような感覚が働くようになったのです。

たった15分の朝礼だけど

そしてそのメモが積み重なっていくことで、今日という一日を、今いる自分の場所を「ああ、悪くないなあ」と受けとめることができるようになったというスタッフの声がありました。週1回のたった15分の朝礼は、思っていた以上に、心を浄化させてくれる効果があったようです。

仕事や子育てでうまくいかないことは日々ありますよね。落ち込むことがあっても、傷つくことがあっても、今日受け取った優しさを拾いながら。私たちはこれからも、人の優しい心に寄り添う居場所づくりを目指していきたいと思っています。

お知らせ

心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、当店オリジナル、作家小谷ふみ著書「よりそうつきひ」が発売となりました(ご購入はこちらから)。 どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。

この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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