オーウラマイの本音でドン!

6歳の息子に泣かされた夜。

こんにちは、大浦です。

みなさん、毎日の暮らしの中で「心が優しくなる瞬間」ってありますか?心に測りの針のようなものがあるとしたら、優しい方へ針が数目盛り動くようなこと。

私はつい最近、寝る前に小学校1年生の長男と話した会話で、思わず針がぐーんと動いた出来事がありました。

「僕はママがいいな〜」の一言に

「ママ、僕ずっと聞きたかったことがあるんだ」。電気を消したお布団の中、そう切り出す息子の口から出たのはこんな質問でした。

「どうして人間ってこの世にいるの?」

突然哲学的な質問をされ、慌てる私の心の中。「なんでだろうね」なんてごまかしながら、話の流れは人はいつかこの世を去ること、パパもママもいつか死んでしまうこと、自分もいつか神様の元へ戻る話へ。

息子「お花は芽が出て花が咲いて枯れるけど、また春になったら花が咲くよ。人間はどうなるの?」
私「人間は神様のところに戻って、またこの世に帰ってくるんだよ。」
息子「でもそうしたら、ママじゃないママになるんでしょ?僕はママがいいな〜」

ああ、この会話が寝る前の暗い部屋でよかった。私は溢れ出てくる涙を必死に隠しながら、息子との会話をなんとか続けることができました。

「あなただから」
誰かにそう想われること

喧嘩をしたり、苛立ったりすることもあるけれど、唯一無二の存在として息子から認めてもらえているという安心感。そんなの母と子の関係性なら当たり前と思うかもしれませんが、心のどこかで不安になっている自分を見つけたような気がしました。

「あなただから」。家庭でも、仕事でも、誰かにそう想われること。そして誰かを想う気持ちは、頭ではつくることはできない。心にあるから、心に届く。

ふとした瞬間の会話で見える、相手の想い

小さな会話であっても、心はこんなにも大きく優しい方へ動くんですね。面と向かって「大好き」と言われるよりも、ふとした瞬間の会話で相手の想いが見えると、突然大波がやってきたかのように、心は激しく揺さぶられました。

息子から受け取った優しさを、今度は誰かに繋いでいけますように。みなさんの優しい暮らしのエピソードも、ぜひ教えてくださいね。

 

 

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この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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