メンバー日記

優しさは学んでいくもの?息子たちのインプットとアウトプットから見えてきたこと。

こんにちは、店長の大浦です。

今年の桜が咲く、少し前の日曜日のこと。地域の人たちと共に作業をする、町の美化運動がありました。朝の8時から、息子二人と一緒に近所の神社へ向かい、葉っぱを集めたり雑草を抜いたり。

まだ朝晩は冷え込むこの時期、数歩あるけば海が見えるこの神社には、冷たい風が吹きつけていました。海風はまだ2歳の次男にとっては吹き飛ばされそうなほど強く、風が吹く度に「こわい〜!」と大騒ぎ。

掃除に集中していた私を見かねた長男は「はる(次男の名)!にいにいのところおいで!」と着ているダウンのジッパーを開いて、中に弟を入れて守っていました。風が吹く度に「きゃー!」と言いながら長男のダウンの中に隠れる次男。なんだか楽しげな二人が微笑ましくもあり、長男の優しさが嬉しくもありました。

優しさは、学んでいくもの?

その日の夜ごはんの食卓で「今日の掃除の時、にいにい優しかったね。」と言ったところ、長男からこんな答えが返ってきました。

「だってママがそうやってくれてたもん。」

え、私が?

そういえば、息子の幼稚園バスを待つ時にそんなことをしたような記憶が。。すっかり忘れていたのですが、その時、ふと思ったのです。

優しさは、もしかすると学んでいくものかもしれない、と。そして無意識に何かができた時、受け手にホンモノの優しさが伝わるのでは、と。

頭の中にある「優しさ」のデーターベース

2歳になったばかりの次男は最近、私がくしゃみをするとすぐに背中や手をさすってくれるようになりました。お兄ちゃんが泣いている時は、走って抱きしめにいったり。

それは0歳や1歳になったばかりの頃は見ることのなかった風景。つまりは、それまでの生活でインプットした優しさをアウトプットしているのだと思います。

恐らく頭の中には「優しさ」のデーターベースのようなものがあって、生まれてからこれまで受け取った優しさが蓄積され、少しずつ出力され始めるのが1歳半〜2歳児頃からなのかもしれません。

インプット&アウトプット、give&takeが繰り返される

咳やくしゃみをした時、誰かにさすってもらったから。泣いている時は抱きしめてもらえたから。それが心に届いたから、次男は自分も同じことをしようと思ったのではないかと。

人は生まれてから、周囲の人のいろんな形の優しさを受取りながら成長し、徐々に自分も優しさを人に渡しながら生きていくのだと思います。

優しさのインプット&アウトプット、give&takeが繰り返され、小さな連鎖のように、大きな循環のように、ぐるぐると回っている。

優しさを学び、受取りながら記憶し、また手渡す

そして、頭で「優しくしよう」と考えて動いた行為や言葉よりも、無意識にやっていた行動や言葉の方が、人の心を動かす力をもっているように思います。

長男が覚えてくれていた、強い風が吹いた時にダウンの中で彼を守ろうとした私の行動は、理性はすっ飛ばして心と身体がそう動いたから。

そしてそれが子どもの心に届いて、また違う相手に伝わっていく。人は優しさを誰かから無意識に(時には意識しながら)学び、受取りながら記憶し、また誰かに手渡しているのかもしれません。

学ばないと、優しさは生まれない

悟りを開いた僧侶のように、どんな人にも、どんな時でも、湧き出るような無条件の優しさを心にもつことは難しい。けれど、自分の中から湧き出てこない優しさに落胆することはないように思うのです。人は優しさを学ぶものだから。逆を言うと、学ばないと優しさは生まれないから。

自分の周りに、いろいろな形の優しさが溢れていることに気づくことができれば、優しさの連鎖はまた動き出すように思います。私たちのお店も「優しく生きたい心」に寄り添えるよう、日々学びを忘れずに歩んでいこうと思います。


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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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