誰かの家へお邪魔した時、その人の本棚を見るのは、どこか後ろめたい気持ちもありつつ、すごく気になったりしませんか?
どんな本と出会ってきたのか。どんな本を選んできたのか。どんな本を大切にしているのか。本棚は、その人のこれまでの歩みと記憶と記録を、家の片隅で静かに残してくれています。
今日から始まる連載は、ダンサー・神谷理仁さんの本棚から「優しいこころと暮らしをつくる本」をピックアップしていただき、ご紹介していきます。
優しいこころと暮らしをつくる、ダンサーの本棚
ダンサー・振付家として活動する神谷さんには、これまで当店の特集や連載にご協力いただき、人の心が柔かくなるおどりの世界の入り口を見せていただきました。
「本屋さんを見つけると吸い込まれる病が未だに治療されず、何処で暮らしても本の山に囲まれ、引越しの度に途方に暮れている。」
ご自身の自己紹介でこう語るほど、これまでたくさんの本と出会ってきた神谷さん。ダンサーとして心と身体を表現に捧げる道のりで、本の向こう側に何を見てきたのでしょうか。
心が少しだけマイナスになった時、手に取ってみようと思う本を
神谷さんにご紹介していただくのは、こんなテーマの本です。
「とげとげの心をまあるくする本」
「雨が降り止まない心に微かな光を射す本」
「優しさってなんだろう、に触れる本」
「淀んでいた心が、ふわっと軽くなる本」
それは、忙しい毎日の中で疲れた心、ささくれ立った心、淋しさにつぶされそうになっている心、優しく生きたいと願う心に寄り添う本たち。心が少しだけマイナスになった時に手に取ってみようと思う本をお届けしていきます。
記事を読んだあとは、手の中にいつの間にか小さなギフトが渡されていたような、そんな気持ちになるはず。皆様の心と暮らしに少しでもお役に立てますように。
連載は本日から第1話がスタートしています。隔週金曜日に公開、全4回を予定しています。第1話はこちらからご覧ください。
館内放送
心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、当館オリジナル、作家小谷ふみ著書「よりそうつきひ」が発売となりました(ご購入はこちらから)。どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。

料理家cayocoさんが、春夏秋冬の旅を通じて人・食材・土地と出会い、その土地の保存食をバトンに食と人をつなぐ「food letters」、その旅とレシピ本の特典付き先行予約が始まりました!詳しくは、こちら。

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