暮らしを優しくするためのお金の作法

クリエイターを知るお金の専門家、福島隆嗣さんに学ぶ、暮らしを優しくするためのお金の作法

お金のことで、人の心は優しくもなれるし、不安にもなるし、揺れこともあれば、穏やかになることもある。

「お金より大事なものがあるじゃないか」なんて言葉を放つよりも、お金と心の因果関係というものを素直に認めながら、優しいこころと暮らしをつくるヒントを学んでいきたいと思います。

お話を伺ったのは、株式会社プラスグラフ代表取締役の福島隆嗣さんです。福島さんの会社は、デザイナーや編集者、ライターやカメラマン、イラストレーターやプログラマー等、いわゆるクリエイターや、ものづくりに関わるプロフェッショナルのために設計された、経営サポート・サービスを提供しています。

そんなお金の専門家でもある福島さんにお聞きしたのは「暮らしを優しくするためのお金の作法」。お金の貯め方や資産運用のようなハウツーを学ぶというよりも、お金に対しての基本的な姿勢を学んでいきます。

お金に自分の人生を支配されないようにすることから

なぜ福島さんはクリエイターの経営サポートをする会社を立ち上げることを決めたのか。包み隠すことなくまずはその背景を教えてくれました。

家の経済状況の理由もあり高校卒業後は就職しか考えていなかったという福島さん。もともと母親の影響で油絵を描いていたこともありアートに興味があったものの、芸大へ進む道は諦めていたそうです。ところが親の離婚と死別を機に「自分勝手に生きてみよう」と決意。アルバイトをしながら学費を自分で用意し、大阪芸術大学へ進学します。

学生時代は学費のためにひたすらアルバイトをする日々。稼いでもお金が消えていく負のサイクルからどうにか脱したく、いつか独立することを心に決めます。

「一つ目の就職先は慎重に選ばないといけないと思っていて、僕の中ではお金のことに無知では独立できないと思っていて。本当はデザインや空間設計の仕事をしたいけれど、まずは自分を支配しているお金の不安を取り除くため、お金のことを学ぶ行為から始めないと思い、会計事務所の仕事に就きました。」

お金と向き合うための初心と軸を学ぶ

その後独立をした福島さんは、ご自身の過去を振り返って「お金のコンプレックスが強かった」と言います。今でも福島さんがお客さまに伝えるのは資産運用をしましょう、といった提案ではなく「ただ大切に扱いましょう」というだけ。

その言葉の背景には、お金との向き合い方をもがきながら探してきた道のりがあり、だからこそ辿り着いた人にだけ見える澄み切った空があるよう。

そんな福島さんに、今回の特集ではお金と向き合うための初心と軸を学びます。もしかすると「作法」を学ぶと言っても良いかもしれません。

生きていく上で、欠かすことのできないお金との関わり。日々漠然と不安を抱えながら過ごすよりも、まずは向き合い方を覚えることからスタートできたら。

明日からどうぞお楽しみに。

つづく

Information

株式会社プラスグラフ

HP:http://www.plusgraph.co.jp/
contact:http://www.plusgraph.co.jp/contact/

代表取締役  福島 隆嗣

1976年大阪府生まれ。2000年大阪芸術大学芸術学部卒業。
会計事務所、広告制作会社を経て、2007年にUPFRONTS株式会社を設立。
スモールカンパニーの顧問やベンチャー企業の社外取締役など、
財務責任者として多様なクライアントのマネジメントを支援する。
2015年に株式会社プラスグラフ( +graph.co.,ltd. )へ社名変更。
クリエイターをはじめ、酒造会社などのものづくりカンパニー、
フードビジネスに関わるクライアント中心に支援を行う。


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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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