物語に添える花たち

ゆらゆら吊るして楽しめる、鳥かごのようなリースを発売しました!

連載「物語に添える花たち」では、花 植物の手仕事つぐみさんが、作家小谷ふみさんの言葉を受け取って、感じたこと、想ったこと、目に浮かんだものを表現したドライフラワーをお届けします。

第2回の商品も、当店のオンラインショップにて本日より発売を開始しました。ご購入は商品ページをご覧ください。

ゆらゆらと揺れる、鳥かごをイメージ

小谷さんの連載「わたしをつくるもの」第2回は「鳥かごに咲くもの」。まんまるとした球の形をしたリースは、鳥かごをイメージして制作されたそう。つぐみさんからはこんな言葉を受取りました。

「妖艶な鳥、鳥かごをイメージ。人の心をひきつける、目をひくものを、鳥のようにも、鳥かごのようにも見えるように。」

鮮やかな紫色やグリーンの花や実が見る人の目を惹きつける、どこか艶やかな空気が流れているこのリース。天井から吊るすと、静かに揺れます。その揺れは「人の気持ちも揺れ動く、迷うイメージ」とのこと。

思わずため息が出るほど、眺めたくなる気持ち

花材はラナンキュラス、アンティークアジサイ、ヤツデの実、ホワイトペッパー、サンキライ等。鞠のようにも見える小さな球に、ぎゅっと花と実が寄せ合っています。

手に触れられそうで、触れられない。手に入れたいけど、すり抜けていく。そんなもどかしさと、心がくすぐられる感覚が表現された、揺れるリース。思わずため息が出るほど、眺めたくなる気持ちに。

そして360度、どこから見てもちょっとずつ違う表情を見せてくれます。どこを切り取っても美しく、小さな発見があるのです。まるで、どれも等しくいいよね、と言っているかのように。

自分の鳥かごに咲いているものはなんだろう

小谷さんの物語には、こんな言葉が綴られています。

「失くしたもの、得なかったものの分だけ、
騒がしく、にぎやかになってゆく、
記憶という鳥かご。

記憶の扉は、
いつも開いているけれど、
満ちた思い出が、
逃げることはない。」

心奪われるものというのは、いつだって簡単に手にすることはできない。長く手の中にもいてくれない。だからこそ、心に染み付くその記憶。

自分の鳥かごに咲いているものはなんだろう。その中を少しだけ覗きたくなるような。苦さも甘さもなんだかいいよね、と言いながら包み込んでくれる言葉と花たち。

人は揺れながら、今日も生きていることを教えてくれているようです。

flower:つぐみ
photo:Takao Minamidate
撮影協力:toneri

<つづく(5/22公開)>

※このリースは限定一点のお取り扱いとなります。商品ページはこちらよりご覧ください。


おすすめ

オンラインショップではよりそう。でしか買えないアートグッズやお花を取り揃えています。こちらよりぜひ一度ご覧ください!

この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Lineで送る

記事への感想を送る

いただいた言葉たちは、大切に読ませていただきますとともに、こちらの連載にてお返事させていただいております。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ

このフィールドは空のままにしてください。