メンバー日記

想いをつなげる花を受けとって。一年このお店で働いて今思うこと。

こんにちは。スタッフ天野です。
先日、予期せぬタイミングで大きな箱が届きました。
中には、以前「心と季節によりそう、花の定期便」でもお世話になった、つぐみさんのドライフラワーのスワッグ。しかも、初めて見るものです。
一体これは?
なんと、働き始めて一年を記念したプレゼントが、会社のみんなから届いたのでした。

会社と社長の名前が記された、思い当たりのない箱が届きました。

ピンポーン。荷物が届きました。
両手でなければ、持つことができないくらい大きな箱。なのに、とても軽い。
何か注文していたかしら?
送り主には、社長高崎の名がありました。

丁寧に重ねられた梱包をそろりそろり解いていくと、中にはお花が。
わぁ!なんて綺麗。そしてなんて繊細な!
ドライの花や実、枝葉を束ねたスワッグです。
ふんわり大きな綿の実から、中小の硬い木の実。綿毛となった花と、それから、いくつもの種類の葉たち。丸いもの、長さのあるもの、細いもの、幅のあるもの、小さくて硬いもの、大きくて軽くて柔らかいもの。色も様々で、それらが、リズミカルに配置されていて、表情豊かです。

その時点ではまだ、頭の中にははてなマークが。何かの企画のサンプル?なんて思っていたんです。

ところが。添えてあった手書きのメッセージカードに「働き始めて一周年おめでとう」の文字。本当にサプライズでした!
これは、私へのお花なんだ!驚きと、じんわり心に滲む嬉しさとを感じながら繊細な枝を改めて手に取ると、「森」を感じました。しかも、「秋の森」。秋は一番好きな季節です。

よりそう。と共に時を重ねた最初の一年は、働き始めることの難しさに直面しました。

準備期間も含め、よりそう。と共に月日を重ねて一年。「働く」ということを暮らしの中に新しく植え、馴染ませるという点では、我が家なりにハードルの高い最初の一年ではありました。でも、仕事としてはまだまだ。そんな自分を忍耐強く見守ってくれるメンバーに対し、感謝が胸にわぁっと広がりました。しばしの専業主婦生活を経て、自分を認めてくれる人が家庭の外にもいることは、特別な嬉しさを覚えます。

早速リビングの壁、テーブルの横に飾りました。
仕事をする時、食事の時、おやつの時。ちょっとした針仕事をしたり、絵を描いたりするとき。ふと作業の合間に目線を上げると、そこに、私の「秋の森」があります。意識的に見つめるとき、その景色の先に、仕事仲間のことを想います。

人との繋がりを実感するとき、静かな安心感が心に灯ります。

相手の想いを受け取り、自分の想いに改めて気づきます。
一年働いて、今一番思うのは、心から愛する人が増えたなぁということ。
お客さんに「優しいこころとくらし」をお届けしたい、と願っているお店ですから、自分たちの「優しいこころとくらし」に対しても、社長や店長はじめ、お互いいつもすごく心をくだいているんです。

目に見えない、手に取ることのできない「想い」だけれど、「想い」を宿した確かな形として存在している、そのスワッグ。想いをつなげる道具となっています。

人との繋がり。想いを重ねること。そこには安心感があります。
この素敵な贈り物を目にする時、人を想う優しさを思い出し、自分の心にも優しさを宿していたい。そうして穏やかな気持ちを保っていつも暮らせたらいいなぁ、と願うのでした。もちろん、お仕事も引き続き頑張ります!
二年目も、お店のみなさん、そして、お店に来てくださるお客さま、どうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人:

東京都生まれ。思春期に米国NY州で数年間を過ごす。 博物館学芸員アシスタント、外資系企業での職務を経て、現在子育てをしながら、少しずつ文章を書いたり、絵を描いたりしている。
素朴で丁寧な暮らしに憧れ、骨董品や器を見るのが好き。夫の影響でキャンプなどのアウトドアも好き。
英検一級、学芸員資格を持つ。横浜在住。 日常のなかにあるちょっとした美しいもの、ことを、文章や絵にしてお届け担当。普段は妻・母として、夫と長男、長女の四人家族を支えているような、支えられているような。

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