メンバー日記

作り手と買い手が心を通わせながら、 一つの体験をするお買い物の形

「優しさって、なんだと思いますか?」「人のどんなところに惹かれますか?」「あなたにとって、冬はどんな季節ですか?」。そんな質問の回答を元に、リース作家のつぐみさんがクリスマスリースとお正月飾りを制作してくださった季節と心によりそう、お花の定期便」。ご協力いただいたモニター取材の様子をお届けした連載の最後は、私の自宅で飾った様子と、制作を終えたつぐみさんの声をご紹介したいと思います。

根っこまでも美しく

まずはクリスマスリース。こちらの記事でも少しお伝えしましたが、固定観念を飛び越えてきたリースの姿に、くらくらと打ちのめされるような気持ちになりました。クリスマスを過ぎた今も、変わらずソファの上に飾っています。

リースはよく見ると、根っこまでも飾りになっているんです。斬新ですよね!そして根っこまでも美しく見せるつぐみさんの眼差しに、あたたかさを感じました。

普段はソファでPCをカタカタと打ちながら仕事をしていることが多いのですが、ふとした時に上を見上げるとリースが見えるのです。見る度に、胸の奥がほんのりと緩んでいくような。そんな力があります。

お正月飾りは床の間へ

続いてはお正月飾り。これまた斬新な形に、受け取った時は一気に心拍数が上がりました!このお豆のような花材は「ベルベットビーンズ」というそう。

大きな房に入っている、たくさんの種たち。今自分の手の中にもっている種たちも、一年の終わりにはどうか花開きますように。そんな願いを込めて、床の間に飾ることにしました。

3年前に引越してから、実はこの床の間をうまく活用できずにいました。何かを飾りたいと思いながらずっと空白にしていたこの場所。お正月飾りがやってきたことで、空間もその周りの空気さえも彩りに包まれています。

第一印象で感じたことを大切に

クリスマスリースとお正月飾りを終えたつぐみさんにもお話を伺いました。まずは質問の回答を受け取った時に、どんなことを感じたのか。

「奥が深い回答が多く 自分ならなんて答えるのだろうか?なども考えたりしましたが、とにかく第一印象で感じたことを大切にして作りたいなと思いました。」

普通のお花屋さんならば、お客さまの好きな色や好きなお花の種類を聞くかもしれません。けれども、今回は心の中を少し覗かせてもらったような質問でした。そこには、好きな色を聞く以上に、作り手とお客さまの心が重なり合っている姿がありました。

何かを想いながら。誰かを想いながら。「思う」ではなく「想う」。頭に浮かべるのではなく、心に浮かべること。少し面倒くさくて、遠回りな方法かもしれませんが、それだからこそ生まれた形がここにあります。

作り手と買い手が心を通わせながら、
一つの体験をするお買い物の形

つぐみさんは制作途中で悩む度に、回答を読みイメージを固めて、植物とも対話しながら手を進めていったそうです。「お客さまも参加して、一緒に作り上げていく感じがした」と振り返るつぐみさん。

モノを買うというのは、自分がほしいと思ったものを選ぶ行為ですが、作り手と買い手が心を通わせながら一つの体験をするお買い物の形、というのが存在しても良いのでは。今回の企画を通じて、私はそんなことを感じました。今後も、お客さまの心に寄り添うものづくりに向き合っていきたいと思っていますので、ぜひご期待くださいね。

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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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