メンバー日記

音で心が柔らかくなる時間を届けるための、リレーのような制作舞台裏

こんにちは。スタッフ天野です。
私たちがお届けしているオーディオコンテンツ「耳で味わう、英語の世界」楽しんでいただけていますでしょうか? 毎回、公開前後はすごくすごく緊張するのですが、聴いてくださる方から、「良かったよー」とお声をいただけることもあり、励まされています。ありがとうございます!

以前の記事で、この企画のはじめの物語としても触れていますが、このオーディオコンテンツは、私が文章と朗読、表現アートセラピストの山口美佳さんがピアノ即興、そして当店社長の高崎が音のミックスを担当しています。
音で心が柔らかくなる時間をお届けするために、毎回大事なバトンをどのように受け取り、次へ託しているか。私たちのリレーのような制作舞台裏を、少しご紹介します!

まずは日常のワンシーンを切り取って現わせるような、身近な英単語を題材に。

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まず天野が文を考え、朗読を録音します。毎回、なるべく日常のワンシーンを切り取って現わすような身近な言葉を選びます。より多くの人が共感でき、なるほど、そんな言葉で表現できるのかーと思えるような作品を目指しています。
言葉の選定ができたら、次はその言葉にまつわる感覚的な要素や、記憶の断片を掘り下げていくのですが、これが時に心をえぐり出すような作業になることも。普段は慎重にこの掘り起こし作業をするのですが、Ephemeralの回では、原稿の期限に切羽詰まり、勢いまかせに作っていったところ…。勢い余って心の普段触れないところを掘り当ててしまったようで。近所のデニーズで原稿を書きながら、涙が止まらなくなってしまいました。溢れる涙を抑えながら、引用に使う『星の王子さま』をパラパラと読みつつ、PCに向かっていた姿、お店の方には、変なおばさん客と映ったのではと危惧しています。思い出深い作品です。

音楽をつけてくれるのは、表現アートセラピストの山口美佳さん。セラピストだからこそ奏でることができる音が、重なります。

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次にバトンを受け取るのは、音楽、文章、ダンス、絵画などを通じて心の眼をひらくようなセラピーを行い、数多くのクライアントの心によりそってきた山口美佳さん。
作曲家や音楽家ではなく、セラピストの方に音楽を添えてもらうのは、ちょっと特殊かもしれませんね。
山口さんは、私からの朗読データを受け、聴きながら即興で演奏し、録音します。正確には、「演奏」ではなく、朗読によりそい「共鳴」する作業、といった方がいいのかもしれません。
作曲、演奏、と異なるステップを踏むのではなく、朗読を聴きながらその時の空気感、臨場感の中で共に生まれ、消え、二度同じメロディが演奏されることはないそうです。

「一瞬一瞬、一粒一粒、音を受け取って音で返す作業なので、感覚が音に現れるまでの時差が殆どありません。いわば陣痛がきたら一気。だからこそ難しいことも」そうおっしゃっていました。

セラピストは心によりそうことのスペシャリスト。山口さんが作ってくださる音の醍醐味もそこにあります。音楽を用いたセラピーセッションの数々の経験から、音としての声にはとても敏感で、このオーディオコンテンツの作品と向き合う時も「声のフレーズや内容によりそって、距離感を所々変えている」とのこと。「その間の取り方が絶妙」と照れながら伝えてくれました。

最後は映画制作で培われた音声編集技術が発揮されるミキシングです!

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最後は当店社長、高崎によるミキシングです。学生の時、自主制作映画を作っていた高崎。音声の編集もできる、心強い技術を発揮しています。
まずは、録音時に入ってしまうエアコンや冷蔵庫などの雑音の除去。
それから、普段の会話は常に壁からの反響も含めて耳で聞いているので、人間の声は多少反響しているほうが自然とのことで、音の反響をそのように加工。
声と音楽のバランス、タイミングの調整。また、スピーカーとイヤホンで音の印象が変わるので、そのチェックを行い、作品を完成させます。

みなさまに楽しんでいただけるコンテンツを作れるように、わたしたちも試行錯誤しながら奮闘しています。引き続き、「耳で味わう、英語の世界」どうぞよろしくお願いします!


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この記事を書いた人:

東京都生まれ。思春期に米国NY州で数年間を過ごす。 博物館学芸員アシスタント、外資系企業での職務を経て、現在子育てをしながら、少しずつ文章を書いたり、絵を描いたりしている。
素朴で丁寧な暮らしに憧れ、骨董品や器を見るのが好き。夫の影響でキャンプなどのアウトドアも好き。
英検一級、学芸員資格を持つ。横浜在住。 日常のなかにあるちょっとした美しいもの、ことを、文章や絵にしてお届け担当。普段は妻・母として、夫と長男、長女の四人家族を支えているような、支えられているような。

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