自分の心のためにできること

表現アートセラピストと考えた、自分の心を大切にするためのノートのこと

特集「自分の心のためにできること」。2回に渡って、表現アートセラピストの山口美佳さんから教わる、自宅で一人でもできるノートのワークについてをお伝えしてきましたが、本日はワークについて改めて山口さんに説明いただきました。

こころノートは、自分の心を知るノート

大浦
今回、こころノートのワークを体験して感じたのは、一日に点を打っている感じがして、だらだらと取り留めもない感情や考えがふわふと日々流れていくよりも、点を打つことによって、整理されるような感じがしました。そしてそれがすごく心を楽にしてくれました。

山口
どこへ行った、何をした、ではなくて自分の心象を書くことで、もっとその日にあったことを思い出す日記帳ですよね。

大浦
そうですね。あの時の感情や体の重さや軽さを思い出すことができますね。たった5分間のワークなのに、何もしないよりも、このワークをすることで、「今日の自分はこういう顔だったんだ」って見てから寝るような感覚でした。そうすると次の日が優しくなれる感じがしたんです。こういう顔だったんだってわかると、じゃあ明日はこういう顔になりたいなって、思えるというか。

山口
その日の特にいやだなと思うことをリセットできる装置のような感じはありますね。

大浦
心の状態をゼロからプラスにするというより、マイナスをゼロに戻してくれるようなノートかもしれないですね。もっとハッピーに前を向いていこう!ではなくて、ちょっと傷ついていたり、疲れていたり、そういう感情が湧いてきている心を、フッと解いてくれる。

山口
目盛りをつけたり、自分の軸を知って、自分の心を知るノートですね。

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本当に必要な人へ、届けるために

山口
表現アートセラピーで常に葛藤なのは、多くの人に知ってもらいたいけれど、一気に大勢に知らせる方法というのは難しくて、セラピーが本当に必要な人というのはいっぱいいるけれど、届いていないという問題があるんです。

大浦
本当にそうですよね。心の病院に行くほどではないけれど、心は苦しくて、その状態をどのように解消すれば良いのかわからない時は、私もあります。そういった時に、表現アートセラピーは心のために何をすればいいのか、教えてくれるような気がします。

山口
心をガラス窓に例えるなら、繊細な傷は知らない間について、徐々に全体を曇らせていきます。急な変化がない分、もともとそういうものと誰の目にも止まらず自分すらも気づかないまま時を経てしまうことがあります。だからこそ、今回の「こころノート」には、毎日同じことを少しずつ、小さな小さな変化にも気付けるよう工夫を凝らしました。

一般的には、セラピーとは顔の見える個人を対象とするものなので、今回のこころノートの提案は、私にとっても大きなチャレンジです。このようにインターネットで不特定多数の方々に届くことには賛否両論があるかと思いますが、その怖れよりも、表現アートセラピーを本当に必要とするまだ見ぬ方々へ入り口を体験して頂けるチャンスとなることに期待をよせています。

大浦
そうですね。今回のノートが、出会ったことのない誰かの心に届くといいなと思います。ご協力ありがとうございました!

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何かに悩んだり、落ち込んだり、心が波立っている時。「答えは自分の中にある」と山口さんは言います。

「自分で語り、自分で気づく。外に見える自分の変化ではなく、内にある変わらない自分を優しく抱きしめること。」

苦しい現状を抜け出すために、変わろうと思うことはとても大切。そしてそれと同じくらい大事なのが、今のそのままの自分をゆるせることなのかもしれません。今回山口さんから教えていただいた学びは、雷が轟くほどの大嵐でも、しとしと雨でも、どんより曇り空でも、心を包み込んで、目の前に春の朝のような景色を広げてくれるようでした。真夏のエネルギーに溢れる太陽はそこにはないけれど、大きく深呼吸をしたくなるような景色に。

心を大切にしよう。そう思うと、あなたが今見上げている空に、何が映りますか?

こころノートのサンプルはこちらから、ダウンロードできます

今回、山口さんに教えていただいた「こころノート」のワークを、お客さまがご自宅で試すことができるよう、当店がサンプルを制作しました。無料でダウンロードしていただけるので、プリントアウトしてぜひお試しください。

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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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