男の優しいごはん

食とセラピー「ていねいに、」のcayocoさんに学ぶ、料理の心構えと基本

特集「男の優しいごはん」では、西荻窪の食とセラピーのお店「ていねいに、」のcayocoさんから、初心者の男性でも簡単につくれる、身体に優しいごはんについてお話を伺います。

あらためて心を見つめながら学ぶ、料理の基本

便利でおいしいレシピを教えてくれる情報は、本屋さんにもインターネット上にも溢れているように思います。けれども、料理をする時の「心」を意識したことはありますか?

出汁の取り方やカレーライスの作り方を教えてくれる本やサイトはあっても、料理の基本となる「心」を教えてくれる場所はなかなかありません。けれども、ファーストフードのハンバーガーよりも、お母さんのハンバーグの方が身体にも心にも沁み込むことを私たちは知っているはずです。心がそこにあるかどうか、伝わってくることを。

そこで、cayocoさんから料理の基本となる心構えについて、レシピを学ぶ前に教えていただこうと思います。どんな風に心を構えて料理をするのか。初心者の方はもちろんのこと、普段料理をされている方にも、あらためて心を見つめながら学ぶ、料理の基本をお届けしたいと思います。

「まずはじめは、素材をみつめることから」

  • 素材は、新鮮なもの、地元で採れたものを使いましょう。
  • 料理を始める前に。まずは素材を見る、食べる。
  • 五感をつかって、これから作るごはんをイメージします。

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「野菜を扱う時に、大切にしたいこと」

  • なるべく皮は剥かず、まるごと食べましょう。
  • べたべた触りすぎないよう、切ったらすぐ調理を。
  • 高温でさっと火を通すか、低温でゆっくり火を通します。
  • 野菜の味を逃さないよう、茹でずに蒸すのがオススメ。

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「味付けの基本」

  • 味の構造は「トップ」「ミドル」「ベース」の3層。
  • 「トップ」は香りやアクセント。柑橘、果実、スパイス、ハーブ。
  • 「ミドル」は基本調味料。塩 砂糖 みりん 酒 醤油 味噌 酢。
  • 「ベース」は土台になる出汁。しいたけ 昆布 にんにく 生姜。
  • 調味料は少しずつ。舌で確認しながら塩梅を覚えましょう。

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「料理をする上で、大切にしたいこと」

  • 絵を描くつもりで、料理を楽しみましょう。
  • 素材の個性を生かして、無理せず自然に作ります。
  • 自分が楽しみ、人も楽しませる心でつくることが、何より大事。

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手を動かしながらでも、心にワンクッションを

普段料理をする時、頭に想定した献立を作り上げるために、ついつい目の前の工程をひたすらこなしていくような感覚になります。けれども、cayocoさんから教えていただいた心構えを胸に置くだけで、視点が変わってくるように思います。

「決して丁寧にゆっくり作る環境でないと出来ないというわけではなく、限られた時間の中でも、洗いながらや切りながら、感じ取ることができると思います。」とcayocoさん。

手を動かしながらでも、心にワンクッション置くだけで、出来上がるごはんから伝わるものは変わってくるかもしれません。ごはんというのは、そっと耳を澄ましてみると、つくり手の心が映し出されていることに気がつきます。

つくり手の心は、食べる人の心へきっと伝わるはず。毎日は難しいとしても、時々ふと思い出すメロディーがあるように、料理の心構えもふとした瞬間に、心で再生できれば良いかもしれませんね。

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明日はいよいよレシピを教えていただきます!季節の野菜をたっぷりいただける、優しいごはんです。お楽しみに!

<続く>

この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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