今日も未来も、残したいモノと想い

【今日も未来も、残したいモノと想い】作家・小谷ふみさんのショートエッセイ「心の形」

特集「今日も未来も、残したいモノと想い」、ここからは3日間連続で、作家・小谷ふみさんによる「今日も未来も、残したい想い」をテーマとしたショートエッセイをお届けしています。本日は、3日目の作品「心の形」です。2日目の作品はこちら


EndingNote_0706_ページ_08

心の形

「心の形は、どんなだと思う?」
「心の形は、字の形」
それを聞いて、私があなたの字を好きな理由が分かりました。

最近、こっそり字の練習をしています。
でも、なかなかうまくならなくて、
そもそも、どんな字が書けるようになりたいのかが、
自分でもいまいち分からない。

すらすらと達筆な字にも憧れるけれど、
誰がどう見ても私の字と分かる、読む人にやさしい字がいいな。

「ありがとう」とひとこと書くだけで、
私のなかの「ありがとう」が全部伝わるような。

君の字は、きったなくってたまに読めないけど、
いつか大切な誰かに伝えたいときのため、
自分の心の形を表せるようにしといた方がいいよ。

大切な人からもらった文字は、
どんな走り書きも、ずっと持っていたいものだから。


3日間に渡りお届けした、作家・小谷ふみさんによる「今日も未来も、残したい想い」をテーマとしたエッセイ、お楽しみいただけましたでしょうか。何度も何度も、繰り返して読む度に、心に沁み込んでいくような言葉たち。ふと思い出した時に、何度でも味わっていただけたらと思います。

先週からスタートした特集「今日も未来も、残したいモノと想い」、明日はいよいよ最終回となります。最後にご紹介したいのは、私たちが考えた“あるノート”について。それは、きっと大切な人と暮らしている人ならば、どんな人でも心にひっかかるノートなはず。ぜひ明日もご覧くださいね!<つづく

この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Lineで送る

記事への感想を送る

いただいた言葉たちは、大切に読ませていただきますとともに、こちらの連載にてお返事させていただいております。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ

このフィールドは空のままにしてください。