身体の声によりそって

【身体の声によりそって】第4話 心と身体の声に寄り添うとは?日々の生活の中で心にとめておきたい3つのポイント

第3話からの続きです。

身体の声に寄り添う。それは、不調のサインが出た時だけでなく、普段の生活の中でも実践できることがありそうです。どんなことを心にとめておけば良いのか、普段cayocoさんが大切にしている考えを3つのポイントで教えていただきました。

なるべくエネルギーの高い食事をする

食事をとる時、cayocoさんが心がけているのは「なるべく、エネルギーが高い食事をすること。エネルギーが高いと少しでお腹が満たされ、エネルギーが低いと食べても食べても満たされません。エネルギーとは生き生きしているかどうか、を判断基準にしているくらいです」とのこと。小さなことでいうと、スーパーで野菜を選ぶ時に、水分がしっかりとあるものを選んだり、旬のものを取り入れること。決して無農薬野菜でなくてはいけないというわけではないそうです。また、ごはんの材料のエネルギーだけでなく、ごはんを作る人のエネルギーもまた、私たちは受け取っているのだそう。

日々ごはんを作る仕事を続けているcayocoさんは、外で食事をした時にそれを敏感に感じ取るようです。「ヘルシーで良い食材を使っているけれどなんだか疲れた気持ちになるごはんや、食べてわーっと明るい気持ちになるごはんがあったりします。たぶん作っている人のエネルギーがごはんを通して伝わってきてるんだと思います。」

マクロビオティックや西洋医学など、食に関する様々な考えはあるけれども、見えない部分のエネルギーも私たちは日々受け取っている。食材だけでなく、作る人のエネルギーも生き生きとしているものを選びとることで、身体を喜ばせることができそうです。週末の元気な自分のエネルギーで作った常備食を、平日の疲れた自分に向けて作るというのも良いアイディアかもしれませんね。

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自分に合ったもの、自分に合った分量を知る

「私も日々失敗しながらみつけているんですけど」そう苦笑いをしながら話してくれたのはこんなお話でした。

つい最近、頭痛が2日間ほど続いたそうで、よくよく考えるとお花見をして呑んで食べて豪遊したとのこと。けれども、その場に揃っていたのは全てオーガニックで手作りのもの。すごく良いものを持ち寄ったはずが、逆に良いものと思って食べ過ぎたことに後で気がついたそうです。

「食べて心地が良いものや自分に合っているかどうかは、数々の失敗を経て、今日はこのくらいかなというのがわかるようになってくるのだと思います。すぐに身体に出るので、これを食べたらこうなる、っていう実験例をもっていると、塩梅がわかってくるかな、と。私も失敗しながら、自分の身体をいろいろ実験するようにやっていこうと思っています。」

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ある時は、カプチーノで肩こりが治ったり、洋菓子のケーキですごく元気が出て生き生きしたこともこれまであったのだそう。マクロビオティックの思想的には、陰性と呼ばれる洋菓子やコーヒーのようなものは、摂り過ぎると頭痛や肩こりになると言われていますが、その時のcayocoさんにはぴったりと合ったものだったようです。

「心をほぐしてくれるものは、心が楽しいもの。」

一般的には身体に良いと言われていないものでも、時にはぴったりとその人の心と身体の状態に合って、救ってくれることもあるんですね。心と身体が何を求めているのか、それを聞き取ることのできる感覚を研ぎ澄ませていることが大事なのかもしれないと感じました。

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食べ物にいい悪いはない、心で栄養素は変えられる

忙しい生活を送っていた時代は、cayocoさんもコンビニのごはんやスーパーの惣菜を食べることもあったのだそうです。そんな時に大切にしていたのは「感謝して食べる」ということ。

「ジャンクフードを食べたりする時、罪悪感をもって食べることはないと思うんです。私も食べたいと心が欲して食べる時もあります。そういう時には、大事に感謝して食べるんです。心で食べることが大事だと思います。食べ物はどれも同じ命だから、悪いものはないと思っていて、心で栄養素も変えられると私は思っています。」

インスタントのごはんやファーストフードを食べると、ついつい後ろめたい気持ちになってしまうもの。けれども、ありがとうという気持ちで食べることで、身体も喜んで受け取ってくれるのかもしれませんね。

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日本語の「いただきます」という言葉。頭をちょっと下げて食べ物の前に手を合わせる姿。それは、神社で神さまの前に立つ時と同じ形。食べ物に対しても、神さまに対しても、心の置き方というのは、もしかすると同じなのかもしれません。

食べ物に対して傲慢にならず、かといって、神経質にもならずに、目の前のものを感謝していただく、尊さを見出だす心。どんな食べ物でも「いただく」という気持ちを持つことが、何より大事なのかもしれない。そんなことを感じながら、今でも身体に沁み込んでいるあの優しいおむすびとお味噌汁の味を思い出しました。

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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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