耳で味わう、英語の世界

【連載|耳で味わう、英語の世界】Simmer ー類音語 shimmerは輝きを表す言葉。

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【shimmer】チラチラ輝く、揺らめき光る、などという意味があります。
【simmer】と一緒に発音のテストに出てきそうですね。

穏やかな波間の揺らめき、星の輝く夜空、また化粧品や宝飾類を描写する際によく使われる言葉というイメージがあります。強い眩しい光ではなく、どちらかというと控えめで面積に拡がりのある光。

さっと連想するのは 「煌めく黄金」という意味の、”shimmering gold”。マニキュアの瓶にそんな名前が付いているのがありそうですが、思い浮かんだのは屏風。
いつか美術館で見た室町や江戸の狩野派の豪華な屏風たち。金地に水墨や着採で四季折々の動植物をモチーフに。経年変化とともに色彩は褪せても、金泥は控えめながらどっしりとした煌めきをまだ表面に漂わせています。
静かに厳かに煌めくshimmering gold。

shimmer, shimmer… こちらもこっそり唱えてみて下さい。煌めきが面積を持って広がってきませんか?

お鍋でコトコトの【simmer】。煌めきの【shimmer】。
どちらも言葉の響きが情景を呼び起こす、擬音的な英単語たちではないでしょうか。

 

画像:「四季花鳥図屏風」狩野宗秀 桃山時代 16世紀
下記カタログより撮影

愛知県美術館 牧野研一郎、馬渕美帆、深山孝彰編
『二〇〇五年日本国際博覧会記念特別展「自然をめぐる千年の旅—山水から風景へ—」』
自然をめぐる千年の旅展実行委員会 2005

イラスト・文・朗読 スタッフ 天野
ピアノ即興 山口美佳


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この記事を書いた人:

東京都生まれ。思春期に米国NY州で数年間を過ごす。 博物館学芸員アシスタント、外資系企業での職務を経て、現在子育てをしながら、少しずつ文章を書いたり、絵を描いたりしている。
素朴で丁寧な暮らしに憧れ、骨董品や器を見るのが好き。夫の影響でキャンプなどのアウトドアも好き。
英検一級、学芸員資格を持つ。横浜在住。 日常のなかにあるちょっとした美しいもの、ことを、文章や絵にしてお届け担当。普段は妻・母として、夫と長男、長女の四人家族を支えているような、支えられているような。

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