自分の心のためにできること

自分の心を大切にする方法ー表現アートセラピスト山口美佳さんとの対談

心というのは、身体と同じくらい大事なこと。けれども、実は私たちはよくわかっていないのかもしれません。身体に良いものに関する情報は、テレビの中でも、ネットの中でも、溢れるほどに語られていますが、心をどのように大切にすればいいのか、その答えを手にすることは難しいように思います。

心の持ちようで、選ぶ言葉も、次の行動も、見える風景も、変わってきます。心の中の天気に、日常も自分自身も支配されていると感じることさえあります。

目に見えないものだけど、手に取れないものだけど、心を知る方法、心を大切にする方法というのはないのだろうか。

そこで今回は、表現アートセラピストの山口美佳さんに、自分の心を大切にするためにできることについて、お話を伺ってきました。

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自分の心の眼を開くようなセラピー

表現アートセラピーとは、音楽、文章、ダンス、絵画などを通して、自分の心の眼を開くようなセラピーと言われています。私自身、これまで山口さんの主催するワークショップに参加する機会があり、その時に心のジムに通ったような、心が元気になるような体験をしました。

セラピーというと、日常とは関係なく、専門的な分野という印象がありますが、実はもっと日々の心に寄り添うような存在なのでは、という思いがあり、セラピーの可能性を探るべくして、山口さんにお話を伺いました。

私たちは毎日、身体のためを考えて食事をとったり、お肌のために保湿クリームを塗ったり、髪の毛のためにトリートメントをつけたり、身体については手厚くケアをしているように思います。けれども心のためには、今日何をしてあげたでしょうか。

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温泉やおいしいごはんと並んで
心の栄養を摂れる表現アートセラピー

心が疲れたり、心が波立ったり。それは私自身も含めて、誰にでも起きている心の状態だと思います。温泉に行くのも、おいしいごはんを食べに行くのも良いけれど、表現アートセラピーの力を借りて、心の栄養を摂る方法もありかもしれない!そんな提案をみなさまへお届けできればと思います。

まずは、山口さんから表現アートセラピーの入り口へ連れていっていただき、次に自宅で一人でできる、ノートを使ったワークをご紹介します。毎日数分試すだけで、日記のように心の軌跡が刻まれるようなノートのワークです。

気づきの旅路を照らす灯火に導かれながら

山口さんは、ボストン近郊にあるレズリー大学大学院で表現アートセラピーを学び、修士課程終了後は表現音楽療法士として幅広い対象者に対して臨床実績を積まれてきました。帰国後は都内の産婦人科で不妊に悩む女性、カップルのメンタルサポートや、妊婦のリラクセーションを目的とした表現音楽療法を行いながら、大学での講義、社会人への体験型セミナー、セラピスト養成講座のワークショップ、子育て雑誌への寄稿等、幅広いフィールドで活躍をされてきました。

2010年、結婚を機に、福岡県福津市の津屋崎という町に移り住み、現在は表現アートセラピストとして、音楽に限らず様々な表現を通して、人の心に寄り添う場づくりをされています。

山口さんは、表現アートセラピストという自身の肩書について「気づきの旅路を照らす灯火」と言います。表現アートセラピーは結果ではなく、内になる「心の音」を聴き、感じることから始まるプロセスが大事。行く先を導く地図となり、方向を示す羅針盤となり、足もとを照らす灯りとなるのが、セラピストの存在だそうです。

特集「自分の心のためにできること」では、山口さんの照らす灯り火に導かれながら、目に見えない自分の心というものに耳を傾けていきたいと思います。

続く

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この記事を書いた人:

よりそう。の店長。ウェブマガジンの編集長、オンラインショップの店長業務を担当。2014年から、夫でもある社長・高崎と共に、東京から福岡へ移り住む。海と山とあたたかな人に囲まれながら、息子二人の育児にも奮闘中。

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